生活の記録

生活の軌跡

夢を見た。

 

昔好きだった双子の姉妹の夢。

 

もう未練もないものと思っていたが、そういえば昨日寝る直前にふと思い出していた。

 

妹は感情的で素直で可愛らしい。

私は彼女の良くも悪くもまっすぐで不器用なところが好きだった。

 

姉は理知的で素直じゃないが美人。

私は彼女の洞察力の鋭さと見た目が好きだった。

 

どちらもとても魅力的だった。

 

自分にないものばかりを持っていた。

 

どちらも自分のものにしたかった。

 

高校時代の部活仲間も出てきた。

彼とはほとんど話したことがないが、夢の中では私はみんなの前いじられていて、それが嬉しかった。

 

彼のことも本当は好きだったのかもしれない。

 

彼も私が持っていないものを持っていた。

 

人と仲良くなると言う人柄を。

 

私はたくさんのものを持っていないと感じる。

 

何もないことはないが、だからこそ持っていないことを強く感じる。

 

欲しいと願ってしまう。

 

しかし現実ではその欲求はなかなか通らない。

 

ただここで記しておきたかったのは、彼女たちのこと、そして彼(彼ら)のことが本当は好きだったって言うこと。

 

生きていくうちに、「手に入らないものは自分は欲しくないもの。」と合理化してしまうから。感情を言葉で捻じ曲げてしまうから。

 

別に誰かに言わなくていいけど、ここに私の心の一部を置いていく。

 

ただそれだけ。